ハエみたいなのがブンブン唸る部屋。部屋一面が唸っている。でも嫌というよりは癒やされる。不動産屋の女の人がいる。まあいい感じだという話になる。結局決めなかったのだけど、その夜にその部屋に住んで生活している夢を見る。


やけに窓の外の音が大きく聞こえて、僕はベランダに出る。風がものすごく強く吹いているようだが、ここには微風程度しかこない。しかし空間が捩れるほど異様に強く吹きまくっている。なぜかこの部屋はめちゃくちゃな上層階になっていて、地上全体を見渡せる。街はものすごく明るい。自分が住んでいるのはこんなに明るい街なはすがないから、これは夢だとわかる。寝れなくなってすることもないから、月明かりの下で本を読む。何も頭に入ってこない。

古代の哲学者はスパイに銃殺されて、砂の地面に真っ黒な血が池のように溢れていく。

僕は変な幻覚剤みたいなものを盛られたのに気づく。ガラスのコップの中に音を立てて小石が落ちる。

I hate this. I hate that. I hate this. I hate that.
I like it. I like that.