汚泥の中に生きる人、
その苦しみはあなたのせいではない。

あなたがあなたを、あなた自身だと思っている、そんなわけもなく、
私が私を、私自身だと思っているわけも、
本当はないのだろう。

風に吹かれる木の枝葉のように、
散る花のように、
ただそうあるだけ。

それでも敢えて、こう考えたい。

打ち破り、
破壊して、
そしてこの世を明るく照らそう、と。