人は弱いので、何か真であるものを摑んでも、日々の中ですぐにそれを離れ、忘れてしまい、また同じように迷い始める。
だから、印であるものが必要になる。聖なるもの発現は、限界のある人間には常に導きの明かりになり、溺れる身を助ける。
思い起こし、念じることを日常にしなければならない。

宗教文学

聖なる世界