水の中を泳いでる

影をみた

夕方にうたた寝すると

汗が冷たくて

頭が痛い。

ずっとガムを噛んで、味がなくなる

その、紫とも、ピンク色とも言える塊

歯の跡がついて、

歩道橋にへばりついているのを

思い浮かべる。

風が吹いている中、

匂いが流れる

煙の匂いがする

どこかからどこかへ

それは春の匂いだ。

 

「どんな質問でも聞いてください。なぜならすべての質問に答えられるからです。私は明晰夢のように自在な世界にいます。独りで宙に浮かんで」

 

太陽は宇宙を呑み込み、

月が私の家になる。

走っていって、

私は亀を追い越す。

運動場で転んで、見上げた空と歓声

始めて君とあった時

電車がホームを遮り

夕日が不思議に眩しい。

「この電車は地下を走ってたのが、急に地上へ出てくるんだな。はじめてそこへ差し掛かったとき、何を考えていたんだろう。昼の光でいっぱいなことに、気づかないで、何かに夢中になっていた」

蝋燭が消える

蝋燭の消えた音がする

夜の波

誰もみていない

だが僕が見ている

無としての僕

神としての僕が