2019-06-07 ■ 雪の結晶 眩しい夜道の光 鍋の中でお湯の沸く 磁石はくっつく 夜の間は死体 夢で風船になった 朝は雨が降る 一杯の人たちが横切っていく 道は封鎖されている 「酔っぱらい」 小さな袋に入っている くわがた ズルをして持って帰った 何か 喉がかわく 風鈴 ペットボトル 影 「終わった」 閉じる 自転車で行く 大きい深い穴を見る 「初めて見た」 「何が?」 「忘れてた」 「痛い」 「手が痛い」 車椅子 唾液 幻 疾走 どこまでもいく 胸