目が覚めると妙な気配がして、台所に行ってみるとオーブントースターで餅のようなものが焼かれている。

誰がこんなことをするのか、と思っていると、玄関のドアが開いてEが入ってくる。彼女はなぜか派手な格好をしていて、背後から午前の一杯の陽射しが見えた。僕は幸せな気持ちになる。